2012年3月12日、中国・斉魯晩報によると、北朝鮮では新指導者・金正恩（キム・ジョンウン）による新体制発足後、平壌の一部の工場で優秀な従業員に対する報奨制度が導入されたという。また、市民の一部は国内ウェブサイトに限り、インターネットの閲覧も可能になっていると伝えられた。

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北朝鮮ビジネスに携わる中国遼寧省丹東市の貿易業者によると、北朝鮮政府は金正日（キム・ジョンイル）総書記死去後10日間の追悼期間中、市民に水産物を特別支給。さらに金日成（キム・イルソン）主席生誕100周年の4月15日にも、大規模な「贈り物」配給を計画。アメやコメなどが配られるとみられている。

また、北朝鮮では09年以降、携帯電話が急速に普及。以後3年間で普及台数は100万台を突破し、国内に限って通話ができるようになった。さらにインターネットも平壌市民のみ国内サイト限定で閲覧可能になり、中国側国境に住む商人の行き来も盛んになっているという。（翻訳・編集/AA）