テニスの女王・李娜、「国のためにテニスをしているのではない」発言で波紋―中国

Record China    2012年3月13日(火) 18時19分

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12日、テニスのBNPパリバ・オープン3回戦に出場した中国の李娜が「私は国のためにテニスをしているのではない」と発言したことに対し、中国国家体育総局の主任が反論している。写真は李娜。

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2012年3月12日、テニスのBNPパリバ・オープン3回戦に出場した中国の李娜(リー・ナー)が「私は国のためにテニスをしているのではない」と発言したことに対し、中国国家体育総局テニス管理センターの孫晋芳(スン・ジンファン)主任が「中国のパスポートを持っているくせに、自分を米国人扱いしているのか?」と批判している。済南時報が伝えた。

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3回戦で中国の鄭潔(ジョン・ジエ)と対戦して勝利した李は、試合後のインタビューで「私は祖国のためにテニスをしているわけではない」と発言、波紋を広げている。これに対し、孫主任は「彼女は中国人。国際試合ではどこの国を代表しているのか、もちろん中国人の代表だ。中国人のパスポートを持っているくせに、自分を米国人扱いするのか?」と批判。

ネット上でも「国に育ててもらったんだから、一挙手一投足が国の名誉とイメージに関わるのは当然。テニスは半分祖国のため、半分は自分のためだろう」と反発の声が噴出している。李はかつて恋愛を禁じられたことで国家チームを飛び出した、中国にとってはいわば「反逆者」。昨年の全仏オープンで優勝した際も「党と祖国に感謝」しなかったことで批判を浴びている。(翻訳・編集/NN)

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