Record China 2012年3月14日(水) 7時34分
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12日、中国紙は、70〜80年代の輝いていた時代とは明らかに異なる現在の日本に対し、中国はようやく「同じ目線」で見る自信を持つようになったと論じた。写真は11日、東日本大震災の被災地で行われた追悼活動。
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2012年3月12日、中国紙・環球時報は、70〜80年代の輝いていた時代とは明らかに異なる現在の日本に対し、中国はようやく「同じ目線」で見る自信を持つようになったと論じた。以下はその内容。
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昨日は東日本大震災から1周年。日本の復興は順調とはいえず、国民の不満も募っているが、日本社会の我慢強さは素晴らしい。これこそが、どんな打撃にも負けない国だと思わせる。震災後の一連の措置に点数をつけるのは難しいが、今の日本は我々が知っている70〜80年代当時とは明らかに違う。
その原因の一部は我々自身の変化にもある。中国はまだ全体的に遅れている部分も多いが、経済規模ではすでに日本を追い抜いている。四川大地震の復興速度も日本より速い。日本はさすがにまだ先進的な部分も多いが、一部の分野はもはや高嶺の花ではなくなった。中国は今ようやく日本を「同じ目線」で見る自信を持つようになったのである。
我々は「正常な」心理状態を取り戻して日本を見るべきだ。すなわち、大国として、隣人として、そして核心の問題のみに絞って議論する態度をとるべきである。原則さえ堅持していれば、あとは何か対立が生じてもこの原則と道理に沿って処理すればよい。だが、その際にはむやみに腹を立てたりするべきではない。
冷静で落ち着いた態度こそ、我々の日本に対する自信の表れ。世界中のあらゆる事柄や厄介事を適切に処理するためにも必要なことだ。中国と日本という2大経済大国は距離が近い。互いを尊重し合っても、憎しみ合ってもこの距離は変わらない。不穏な空気を打ち消すには、強い方がより寛大な姿勢をとるべきだ。昔は日本が強かったが、寛大どころかゴタゴタばかり引き起こしていた。
だが、今は中国の方が強くなった。我々は今こそ、大国と呼ばれるに相応しい態度とはこういうものだと日本に見せつけるべきだろう。これはもはや大国の宿命なのだ。日本という存在は我々が精神的に大人になるために存在するとでも思えばよい。そんな風にしても、我々が損をすることには決してならない。(翻訳・編集/NN)
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