2012年3月13日、北朝鮮中央通信は、韓国の対北ラジオ放送・人民の声が捏造報道で中朝の友好を引き裂こうとしていると批判した。14日、環球網が伝えた。

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中朝国境部では中国の携帯電話が利用可能。北朝鮮住民が国外と通話するのを防ぐため、北朝鮮政府は妨害電波を発信しているという。しかし妨害電波は中国国内にも影響し、携帯電話を不通にさせてしまう。そこで中国・吉林省政府が妨害電波の発信中止を求めたところ、北朝鮮側はその条件として3億元（約39億円）の支払いを求めたという。あまりにも無体な要求に中国側もあきれている、というのが人民の声の報道だ。

北朝鮮中央通信は韓国の陰謀機関が第三国の移動通信に電波干渉しているのは公然の秘密であり、中朝国境部の電波干渉について騒ぎ立てるのは、自分の罪を北朝鮮になすりつける卑しい行為だと批判した。今回の報道は中国と北朝鮮の友好を引き裂こうとする拙劣な策略だと評している。（翻訳・編集/KT）