韓国・ソウル市民は「中国式傲慢」に怒っている―中国紙

Record China    2012年3月16日(金) 13時8分

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14日、中国紙・環球時報はソウル駐在記者の現地取材をもとにした「ソウル市民が『中国式傲慢』に腹を立てている」と題した記事を掲載した。写真はソウル。

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2012年3月14日、中国紙・環球時報はソウル駐在記者の現地取材をもとにした「ソウル市民が『中国式傲慢』に腹を立てている」と題した記事を掲載した。

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北京からソウルへは直行便でわずか1時間半。中国と韓国は国交樹立からわずか20年だが、両国を結ぶフライトは週に約900便に上り、韓国―日本便、韓国―米国便を足してもまだ及ばないほど。だが、双方の地理的距離はこれほど近く、往来もこれほど頻繁にもかかわらず、両国の国民感情はどんどん疎遠になっている。

韓国の役人は「接触が増えれば、摩擦も増えて当然」と楽観的に構えているが、ソウル市民の嫌中感情は思ったより高いようだ。同紙記者がソウル市内の教会で5人の市民に取材を行ったところ、全員が中国に対してかなり腹立たしく思っていることが分かった。5人の構成は年齢29〜41歳、男性4人、女性1人。

まず、「中国を一言で表すなら?」との問いには、3人が「傲慢」、2人が「発展が早い」と回答。中国漁民と韓国海上警察とのいざこざについては、5人全員が「怒りを覚える」と答えた。だが、面白いことに「韓国社会に嫌中感情は存在するか?」では全員が「ない」。そのうちの1人は「韓国の若者は政治に関心がないし、中国に対する偏見もない。ただ、中国政府の態度が傲慢だと怒っているだけ」と話した。(翻訳・編集/NN)

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