Record China 2018年4月28日(土) 20時30分
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27日、韓国と北朝鮮の首脳会談を経た共同宣言の発表について、中国の新華社世界問題研究センターの高浩栄(ガオ・ハオロン)研究員は「非核化の可能性は大きいが、具体的に何ができるかは米朝首脳会談の結果を待つ必要がある」と述べた。写真は米ワシントン。
2018年4月27日、参考消息網によると、韓国と北朝鮮の首脳会談を経た共同宣言の発表について、中国の新華社世界問題研究センターの高浩栄(ガオ・ハオロン)研究員は「非核化の可能性は大きいが、具体的に何ができるかは米朝首脳会談の結果を待つ必要がある」と述べた。
高氏は朝鮮半島問題解決の鍵について「北朝鮮と米国の双方が握っている」と指摘。「南北会談の結果は、米朝会談への道筋をつけた。韓国は自分の立場をよく分かっており、米朝会談の行く末も楽観視しているだろう。非核化への課題は、北朝鮮が米国に突き付けている条件だ。北朝鮮を敵視する政策、軍事的な威嚇行為を取り下げ、現体制の転覆を画策しないことなどを求めている。しかし、米国がそれに応えるかどうかだ」と語る。
遼寧省社会科学院の呂超(ルー・ジアオ)研究員も、北朝鮮が求める安全保障、経済的な保障に対し、韓国は応えることができないだろう。しかし、南北は象徴として協議で合意できる可能性がある。金日成(キム・イルソン)主席による非核化の遺訓は、北朝鮮にとっては比較的実現しやすいだろう」と話している。(翻訳・編集/大宮)
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