「メーデー」連休に合わせて多数の新作映画が間もなく上映

人民網日本語版    2018年4月30日(月) 13時50分

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中国国内外の新作映画6作品が今月28日に一斉に上映開始となる。

今年の「メーデー(5月1日)」の連休に合わせて、「幕後玩家(A or B)」や、「黄金花」、「後来的我們(Us and Them)」、「戦神紀(Genghis Khan)」、「メアリと魔女の花」など、中国国内外の新作映画6作品が今月28日に一斉に上映開始となる。広州日報が伝えた。

台湾地区の女優・劉若英(レネ・リウ)の初監督映画「後来的我們」は、10年越しのラブストーリー。中国の若手俳優の井柏然(ジン・ボーラン)と若手女優の周冬雨チョウ・ドンユィ)演じる男女が恋に落ち、別れ、再会するに至るまでのストーリーが描かれている。先行上映会での評価によると、この「悲しいラブストーリー」は、多くの観客に受け入れられたということだ。それに加え、陳奕迅(イーソン・チャン)や田馥甄(ヒビ・ティエン)など多くの人気歌手が映画のテーマ曲を歌っていることも、この映画が上映前から話題となっている理由の1つだ。

長らく映画の主演を務めていなかった徐崢(シュー・チェン)は「幕後玩家」で、億万長者の中年男性の鐘小年を演じる。徐崢は「サスペンスの裏側で、鐘小年が生死の瀬戸際に立たされ、自らの罪を償い、成長していく様子が見どころ」だという。映画中で特に目を引くのが、何もない部屋の中で不思議な声が突然聞こえてくるという、手に汗握るシーン。徐崢は5日以内に難しい選択問題を5問解かないとならないという局面に立たされた。この密室での撮影は約10日間にわたり続いたという。徐崢が自ら試行錯誤して演じた、鐘小年が怒り狂い、精神が崩壊し、絶望に至るまでの感情の変化は、「見る人々に新鮮さを与えるだろう」と話した。

今年の「メーデー」にはアニメ映画2作品が上映される。1つは日本のアニメの巨匠、宮崎駿監督の弟子である米林宏昌監督の新作映画「メアリと魔女の花」が今年のダークホースとなり得る期待の作品だ。米林宏昌監督はかつて、「千と千尋の神隠し」や「ハウルの動く城」、「崖の上のポニョ」など、多くの宮崎駿監督作品の原画を担当した。スタジオジブリを退社後に、スタジオポノックを立ち上げた。初の長編アニメ映画「メアリと魔女の花」は、メアリー・スチュアート氏の小説「小さな魔法のほうき」をもとに作られており、夏休みに田舎のおばさんの家に引っ越してきたメアリが、1匹の黒猫に導かれて森に入り、1束の紫色の魔法の花と出会ってから、魔法世界に迷い込むというストーリーだ。(編集TK)

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