レアアースの次は太陽電池と自動車が火種に、米中貿易戦争が再燃―ロシア紙

Record China    2012年3月16日(金) 10時28分

拡大

14日、ロシア紙ニェザヴィーシマヤ・ガゼータは記事「中国と西側の貿易戦争再燃」を掲載した。先日、日米欧は共同で中国のレアアース輸出規制をWTOに提訴したが、今後も中国のルール違反を問う提訴が続くと予想されている。写真は中国のレアアース鉱山。

(1 / 7 枚)

2012年3月14日、ロシア紙ニェザヴィーシマヤ・ガゼータは記事「中国と西側の貿易戦争再燃」を掲載した。環球網が伝えた。

その他の写真

13日、日米欧は共同で中国のレアアース輸出規制問題を世界貿易機関(WTO)に提訴した。ニューヨーク・タイムズは今後も中国の国際ルール違反を問う提訴が続くと指摘している。太陽電池、自動車及び自動車部品などの分野で中国企業に補助金が与えられ、海外メーカーの参入が制限されていることが課題となっている。

米大統領選の影響もあり、米中の貿易戦争が一気に再燃することになる。もっとも貿易戦争の結果、米国が望む結果が得られるかは定かではない。ワシントン・ポストは中国は譲歩しないとの分析。ロシアのある極東研究者も、レアアース輸出規制は経済成長に伴い、中国は国内のレアアース需要にも応じられなくなりつつあるためだと指摘し、中国が国際的圧力に屈服することはないとの見通しを示した。(翻訳・編集/KT)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携