Record China 2018年5月1日(火) 12時50分
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30日、観察者網は、「日本人は、日本に続々やってくる中国人に対してどう思っているのか」とするコラムを掲載した。資料写真。
2018年4月30日、観察者網は、「日本人は、日本に続々やってくる中国人に対してどう思っているのか」とするコラムを掲載した。以下はその概要。
法務省の統計によると、昨年6月末で在日中国人の数は76万5844人となっている。日本のどこにいても中国人に巡り合うというのはもはや珍しいことではなくなった。では、大量に中国人が国内に入ってくる問題について、日本人はどう考えているのだろうか。
日本人が一般的な中国人(観光客や学生を含む)に対して抱く印象は、中国人の言動によって左右される部分が大きい。しかし言動の是非を判断する基準は、日本社会の文化やルールであり、中国人が日本人の予期しない行動に出れば、日本人は中国人に対してネガティブな印象を持つ。これまで、中国人の言動が日本人の想定を逸脱するケースはかなりあったはずである。
一方で、中国人は日本の枠にとらわれることを好まず、適応しない。そして、血統主義の民族観や文化的な習慣から、中国人同士で群れて生活する状況になりやすい。日本社会と中国人との間には、越えることの難しい壁がある。東京の日本人の知り合いは、コンピューターの専門学校に入った際に学生のほとんどが中国本土や香港、台湾出身だったという。中国人学生らはいつもつるんで行動しており、まるで自分が中国留学に来たような感覚だったそうだ。
近年、日本では外国人をいかにして社会に融け込ませるかが重要な課題になっている。しかし、大量の外国人が押し寄せることで日本人が感じるのは恐怖であり、恐怖が民族主義的感情に火をつける。それはまさに、「中国や中国人が嫌いだったわけじゃない。でも実際北海道では人口が減って、代わりに中国人が増えている。いつか中国人の街に変わってしまうのではと思うと、自分の故郷を守るという意識から中国人のことを好ましく思わなくなってしまう」という、北海道で生まれ育った友人の言葉の通りなのである。(翻訳・編集/川尻)
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