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19日、中国では最近、インターネット上に「国産の低価格たばこのフィルターに大量の発がん性物質が含まれている」とのうわさが飛び交った。資料写真。
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2012年3月19日、中国新聞社によると、中国では最近、インターネット上に「国産の低価格たばこのフィルターに大量の発がん性物質が含まれている」とのうわさが飛び交い、市民の注目を集めた。
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事の発端は、自称“たばこメーカー関係者の友人”がネットに掲載した文章。それによると、メーカーは生産コストを下げるため、フィルターの原料にアセチルセルロースに代えてポリプロピレンを使用。文章は「ポリプロピレンの細かい繊維が肺に入ってたまり、人体に悪影響を及ぼす。ポリプロピレン製のフィルターには接着剤や希釈剤が大量に使われ、これらには発がん性物質が含まれている」と指摘。これは「たばこメーカーが10年隠してきた秘密」だと主張し、文章は瞬く間に転載されて話題となった。
しかし、ポリプロピレン自体は人体に無害で、プラスチック製の食器などにも利用されている。たばこメーカーがフィルター原料に使っているのも公然の事実。専門家の一人は「ネット上では最近、たばこに関するデマが増えている」と指摘している。(翻訳・編集/AA)
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