<チベット僧焼身事件>オーストラリア大使が調査のための現地入りを要請―中国紙

Record China    2012年3月21日(水) 17時22分

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20日付の中国・環球時報は、フランシス・アダムソン駐中国オーストラリア大使が、チベット僧の焼身事件調査のため、四川省のチベット族居住区訪問を中国政府に申し入れていると報じた。写真はチベット自治区、サムイェー寺。

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2012年3月20日付の中国・環球時報は、フランシス・アダムソン駐中国オーストラリア大使が、チベット僧の焼身事件調査のため、四川省のチベット族居住区訪問を中国政府に申し入れていると報じた。

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この申し出については19日、オーストラリアのボブ・カー外相が豪州議会で明らかにした。大使の訪問以外に、豪州議員団の訪問についても申請しているという。同国の首都キャンベラでは現在、12人の亡命チベット人が、チベット問題で中国に圧力をかけるよう豪政府に訴えている。

中国・中央民族大学の呉楚克(ウー・チュークー)教授は、四川省のチベット族居住区の問題は中国の内政問題であり、オーストラリアとは関係がないと反発。今月初頭に就任したばかりのカー外相は対中姿勢を転換し、人権問題での中国批判を強化することで米国の動きに呼応していると批判した。(翻訳・編集/KT)

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