北東アジアが大変革、でも日本は「置き去り」―中国紙

Record China    2018年5月8日(火) 10時10分

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7日、環球時報(電子版)は、最近の朝鮮半島情勢の急速な雪解けムードを受け、日本が北東アジアの「大変革」の外に置き去りにされていると伝えた。資料写真。

2018年5月7日、環球時報(電子版)は、最近の朝鮮半島情勢の急速な雪解けムードを受け、日本が北東アジアの「大変革」の外に置き去りにされていると伝えた。

記事は、「安倍晋三首相は北朝鮮金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長との会談を希望しているが、無視されている印象が強い」と指摘。「トランプ米大統領との会談や、韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領との電話会談、日中間の頻繁な接触で域内における関係改善は進んでいるが、朝鮮半島情勢に対する日本の影響力は大きくない。政策は魅力にかけ、外交面でも壁に直面。北朝鮮との直接的なルートをいまだに持っておらず、朝鮮半島情勢では明らかに置き去りにされている」と解説した。

また、「日本人の拉致や弾道ミサイル発射問題の解決でも、日本は一貫して竹島(韓国名・独島)の領有権問題で一貫して強硬姿勢を貫いているため、文氏が日本に歩み寄る可能性は低い」と分析。さらに、「日本は中国に一方的に関係改善を要求しているが、東シナ海・南シナ海問題では岸田文雄氏をインドに派遣。方針の誠実性に疑問の声が上がっている。日本が本当に誠意ある態度を取っているのか、疑われても仕方がないだろう」と主張している。(翻訳・編集/大宮)

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