中国アップル下請け工場の劣悪さを揶揄、ラジオ番組が「事実と異なる」と撤回―米国

Record China    2012年3月27日(火) 18時2分

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26日、米ラジオ番組がアップルの下請けであるフォックスコン中国工場の劣悪な労働環境を揶揄した番組内容を「事実と異なる」として撤回した。写真は10年2月、フォックスコン深セン工場に就職を希望する若者たち。

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2012年3月26日、米ラジオ番組「ディス・アメリカン・ライフ」がアップルの下請けである台湾EMS大手、フォックスコン(富士康)の中国工場の劣悪な労働環境を揶揄した番組内容を「事実と異なる」として撤回した。広州日報が伝えた。

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問題の番組は1月6日に国際公共放送(PRI)が放送した、米俳優マイク・デイジー氏による一人芝居「デイジーとアップル工場」。およそ39分間にわたり、iPhone液晶画面の洗浄液で中毒を起こした従業員が、手が震えてコップを上手く持てなかったり、12歳の子どもが毎日長い時間、同じ動作を数千回も繰り返した挙句に関節が変形したり、銃を持った警備員が待機する宿舎に従業員が押し込められていたり、といった内容が盛り込まれた。

これに対し、デイジー氏は今月16日、番組司会者のインタビューに対し、「中毒を起こした従業員を実際に見たこともないし、子どもの年齢も単なる憶測」と回答。これを受け、番組側は「内容の正確性を保証できない」として、撤回を決めた。(翻訳・編集/NN)

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