カルチャー産業の発展でアジアの時代へ=実現には日中協力が必須―北京市

Record China    2012年3月28日(水) 8時41分

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24日、中国・北京市で、中国の消費と日中両国の発展についての国際討論会が行われた。日中両国の政府、企業、学会の関係者数十人が参加し、日本の経験を基に中国消費は今後どのように発展すべきか話し合われた。

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2012年3月24日、中国・北京市で、中国の消費と日中両国の発展についての国際討論会が行われた。中国網が伝えた。

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同討論会は中国国家情報センターと日本内閣官房、中国科学学院、新華社、環球雑誌社の合同主催のもと、日中両国の政府、企業、学会の関係者数十人が参加し、日本の経験を基に中国消費は今後どのように発展すべきか話し合われた。同時に両国の協力や交流についても意見交換した。

討論会では、アニメ漫画、音楽、映画、オンラインゲーム、ファッション、建築設計、工業設計といった文化と深いつながりのある産業について触れた。世界のこれらの産業シェアにおいて日本は13%で2位についているのに対して、圧倒的な人口を誇る中国は僅か3%のシャアにとどまっているという。

これらの産業での中国の潜在力は計り知れなく、発展により雇用創出や内需拡大も期待できる。また、文化や価値観を通して国際社会の信頼や協力を得ることはすでに重要な外交となっているため、日本と中国が協力し合い、市場を開拓して行けば、アジアの時代はそう遠くない未来にやってくるという。

2012年は日中友好40周年の記念すべき年。両国の政府、企業、学会関係者は交流を深め、日中友好を象徴するような実り多い討論会となった。また、今後、外交事業の発展に向けた道しるべともなった。(翻訳・編集/内山

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