2012年3月29日、中国新聞社によると、中国自動車産業は今後10年間で「製造大国」から「産業強国」へのモデルチェンジを実現する。これには、自動車の専門的技術者の育成と、急速かつ効果的な集約が不可欠である。中国の自動車自主開発能力の強化には、多くの技術者が必要とされる。人民網日本語版が伝えた。

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中国汽車工程学会の関係者は28日、次のように指摘した。

中国は今や、世界最大の自動車製造国、新車消費市場となった。中国の自動車産業は次の3つの要素を備えている。まず、改革開放から30数年が経過し、自動車業界が原始的資本を十分に蓄積した。次に、大規模な市場を形成した。最後に、改革開放から30数年が経過し、導入・消化・吸収などにより、中国自動車業界は技術の蓄積をほぼ完了した。しかしこれだけでは「強国」とは言えない。専門的技術者の基礎が欠けているため、中国自動車業界のコア技術・ハイテク分野は、海外に大きく遅れを取っている。

また、中国は世界の自動車大国でありながら、自動車文化が形成されていない。新たな歴史背景の下、中国は斬新かつ画期的な人材育成戦略と新型教育方式を必要としている。中国はこれにより、文化と産業が共に成長を促す効果的・循環的な発展を実現する。（編集/TF）