さすが偽装の名人?!野良犬に間違えられたキツネ―遼寧省瀋陽市

Record China    2012年4月2日(月) 22時22分

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3月31日、中国・遼寧省瀋陽市のある派出所で保護されていた野良犬が実はキツネだったとわかった。さらにキツネはメスで、妊娠しているという。

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2012年3月31日、中国・遼寧省瀋陽市のある派出所で保護されていた野良犬が実はキツネだったとわかった。東北新聞ネットが伝えた。

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このキツネは、3月23日に同市のダンスホールの店内に侵入し、店の従業員から通報を受けた警察が保護した。店の従業員や保護をした警察はキツネを犬と間違えていたという。

しかし犬と思われていたキツネは、派出所に保管されている他の野良犬と比べると、吠えることがないばかりか、毛並や表情もほかの犬とは違うように感じた。そこで警察は専門家に鑑定をお願いすることにしたという。

その結果、犬と思われていたのは実はメスのキツネで、さらに妊娠中だという。専門家は出産場所を探すためにダンスホールに入ったのではと話している。

保護されていた時、キツネは非常におとなしかったため、それを見て不憫に思った職員が焼いた鶏肉などを与えていたという。これに対して専門家は、「キツネは人が多いとき、同情を誘うような素振りを偽装するのが得意で、人がいなくなった時にだけ本来の姿を見せる」という。また、現在キツネは保護施設に移され、一定期間観察を行った後、野生に返される可能性が高いとのこと。(翻訳・編集/内山

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