科学技術部「高速鉄道衝突事故は速度と無関係」=中国の技術は世界トップレベル―中国

Record China    2012年4月3日(火) 9時46分

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2日、中国科学技術部の曹健林副部長は、武漢で開催された「全国ハイテク産業発展・産業化工作会」で、中国の鉄道技術はいまだ世界トップクラスの水準にあると述べた。写真は中国高速鉄道。

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2012年4月2日、新華社によると、中国科学技術部の曹健林(ツァオ・ジエンリン)副部長は、武漢で開催された「全国ハイテク産業発展・産業化工作会」で、中国の鉄道技術はいまだ世界トップクラスの水準にあると述べた。

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昨年7月23日に起きた温州高速鉄道衝突事故後、国民からは高速鉄道の技術と安全性に対する大きな疑問の声が上がっているが、曹副部長は「事故発生時の速度は時速約99キロと、高速運転状態ではなく、事故原因と速度に直接の関係はない」として、「中国の高速鉄道技術はいまだ世界トップレベルにある。新中国成立後、工業分野で世界をリードできる数少ない技術であり、優れたイノベーションの成果」と述べた。

中国は高速鉄道技術の海外輸出を模索しており、09年には米国ゼネラル・エレクトリック社と、時速350キロ以上の高速鉄道プロジェクトでの提携覚書を取り交わしている。

現在、数十カ国が中国からの高速鉄道技術導入を求めており、米国、英国ロシア、ブラジル、中東などと鉄道分野での協力が実施、検討されている。(翻訳・編集/岡本悠馬)

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