Record China 2018年5月16日(水) 9時0分
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15日、米ブルームバーグ通信は、中国がインドと日本に関係強化を表明するなど「微笑み外交」を展開し、米国の圧力に対抗しているとの記事を掲載した。資料写真。
2018年5月15日、米ブルームバーグ通信は、中国がインドと日本に関係強化を表明するなど「微笑み外交」を展開し、米国の圧力に対抗しているとの記事を掲載した。参考消息網が伝えた。
記事は「米国と貿易問題をめぐる対立が深まる中、中国はインドと日本に歩み寄りを見せている」と指摘。習近平(シー・ジンピン)国家主席はこのほど、インドのモディ首相と握手し、関係改善を印象付けた。また、李克強(リー・カーチアン)首相は就任以来初めて、中国の首相としては8年ぶりに日本を訪問した。これについて記事は「米国の圧力が強まる中、域内の大国に接近することで対抗しようとしている」と分析した。
その上で、米ミシガン大学の中国研究センターの研究員、ギャラガー氏が「中国は混迷する局面の打開を図ろうとしている。トランプ政権が貿易問題で踏み切る措置が、中国経済に打撃を与えることが予想されるためだ」と指摘する。また、米マイアミ大学のドュレル教授は「微笑み外交は成功する可能性が十分あるが、一定の範囲内に限られるだろう」と予測していることを伝えた。(翻訳・編集/大宮)
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