頭が取れ、ケース割られる=大学の美術展で作品が破壊される―中国

The World Video    2018年5月16日(水) 20時0分

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15日、中国広東省の深セン大学は週末に合わせ美術学科の卒業展を一般公開したのだが、わずか2日で作品の多くが破壊されてしまった。

2018年5月15日、中国広東省の深セン大学は週末に合わせ美術学科の卒業展を一般公開したのだが、わずか2日で作品の多くが破壊されてしまった。

会場には学生らが制作した彫刻物や絵画など、さまざまな作品が展示されていた。それぞれの思いを込め制作された大切な作品だが、頭部が取れていたり、作品の装飾品がはがされていたり、展示ケースが割られていたりと悲惨な姿になった作品が数多く確認された。

変わり果てた姿に展示場では作品の紹介スペースに「作品が破壊されました。作品に触れないでください!」と注意書きが急きょ貼り出された。中国では同様の展示会が多く実施されており、その度に同様の問題が発生しマナーある観覧が呼び掛けられているが、問題の根絶には至っていない。(翻訳・編集/内山

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