恐るべき完成度!「唐三彩」のニセ骨董品はこうして作られる―河南省洛陽市

Record China    2012年4月7日(土) 12時25分

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5日、中国のネット上で「骨董品の偽物被害が多発している地域」を示した地図が話題を呼んでいる。その中の1つ、河南省洛陽市孟津県の南石山村には「唐三彩」の模倣品を作る工房が70軒以上もひしめいている。写真は南石山村の「唐三彩」工房。

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2012年4月5日、中国のネット上で「骨董品の偽物被害が多発している地域」を示した地図が話題を呼んでいる。その中の1つ、河南省洛陽市孟津県の南石山村には「唐三彩」の模倣品を作る工房が70軒以上もひしめいている。チャイナフォトプレスが伝えた。

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作り手はいずれも現地の農民たち。なにせ、1000年前から土中に埋まっていた本物に見せなければならない。釉薬(うわぐすり)は各工房に「男子だけに受け継がれる」という門外不出の秘伝の配合がある。最後の仕上げは本当に土の中に埋め、ひたすら寝かせるという工程。土のよしあしも出来上がりを左右する。最適なのは本物の古代の墓の土だが、幸い、この一帯には至る所に古代の墓があるため、「良い土」には困らない。

完成までに費やされる時間は数カ月から数年。「1000年もの間には大干ばつもあれば、大洪水もあっただろう。だから、時々は水をまきにくるのさ」という念の入れようだ。そして、最後の最後にわざと一部を壊す。「完全な形で出土する方が不自然だろう?」。こうして、専門家でさえも本物と区別がつかないほど完成度の高い「貴重なお宝」が誕生する。(翻訳・編集/NN)

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