2012年4月8日、中国の映画監督団体・中国電影監督協会による年度賞授賞式が北京市で行われ、女優コン・リー（鞏俐）とチャン・ツィイー（章子怡）が“女王同士”のツーショット姿を見せた。チャイナフォトプレスが伝えた。

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8日に行われた授賞式には、協会に所属する約200人の映画監督が出席。ハリウッドに進出して成功した2大女優として何かと比較の対象となっているコン・リーとチャン・ツィイーも、揃って顔を見せた。パーティー会場では珍しいツーショット姿も見せ、この日一番の注目を集めていた。

ツィイーは、昨年の主演映画「最愛」（Love For Life）で、年度最優秀女優賞を受賞。香港俳優アーロン・クォック（郭富城）と、中国の農村で暮らすHIV感染患者のカップルを演じた。このヒューマンドラマは彼女にとって新たな道を切り拓くきっかけとなった作品で、撮影を終えてずいぶん時間が経つものの、まだ映画の世界から気分的に抜け出せていないという。

いっぽうのコン・リーは最近、チャン・イーモウ（張芸謀）監督の最新作となる「武則天之約」に出演するとうわさされている。この日、取材陣からの問いかけに対し、正面から否定せず笑顔を見せていたことから、中国メディアでは暗に認めたものと報道している。（翻訳・編集/Mathilda）