25日から北京モーターショー、中国は「自動車大国から自動車強国へ」がテーマ―中国

Record China    2012年4月12日(木) 6時40分

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10日、人民網日本語版の報道によると、2012年北京モーターショーが4月25日から5月2日まで、北京市の中国国際展覧中心(新館)と中国国際展覧中心(静安荘)の旧館で行われる。写真は2011年の北京モーターショーに出展された電気自動車。

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2012年4月10日、人民網日本語版の報道によると、2012年(第12回)北京国際汽車展覧会(北京モーターショー)が4月25日から5月2日まで、北京市の中国国際展覧中心(新館)と中国国際展覧中心(静安荘)の旧館で開かれる。

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主催者側が9日に北京で明らかにしたところによると、今回のモーターショーでは新車120台がお目見えする予定で、うち多国籍メーカーが世界で初めて発表する車が36台、アジアで初めて発表する車が35台に上るほか、コンセプトカーが74台、新エネルギー車が88台を数えるという。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。

今回のモーターショーのテーマは「イノベーション・飛躍」。当今の世界の自動車工業がイノベーションやグリーン・省エネの方向に向かって発展していること、中国が「自動車大国から自動車強国への飛躍」を目標に努力していることが紹介されている。

今年は中国が第12次五カ年計画(2011〜15年、十二五)の前半と後半をつなぐ上で重要な年になる。今回のモーターショーは世界の自動車工業が科学技術イノベーションで達成した新たな成果を示すものであり、特に省エネ・汚染物資排出削減と新エネルギー車の分野での新たな飛躍、および中国自動車工業の自主イノベーションの成果から、国際自動車工業のイノベーション能力や今後の発展の見通しがうかがえる。

主催者側によると、世界の多国籍自動車メーカーはすべて今回のモーターショーに参加を申し込んでおり、北京モーターショーはこれから最も重要なAランクのモーターショーになっていくとみられる。

今回特筆されるのは一連のブランドの初出展で、国内の出展企業も多国籍企業と同じ土俵で戦い、中国独自ブランドの科学研究成果やイノベーション成果を打ち出すという。第一汽車、東風汽車、上海汽車、長安汽車、北京汽車、広州汽車集団はいずれも全車種・全ブランドを引っ提げて大規模な展示を行い、奇瑞汽車、吉利汽車、華晨汽車、比迪亜、長城汽車、江淮汽車、衆泰汽車、東南汽車、海馬汽車、力帆汽車、華泰汽車、広汽長豊汽車、中興汽車、蓮花汽車といった国内ブランドは初出展する。

今回は入場券に無線自動識別装置(RFID)のシステムを採用し、購入情報を記録したチップを紙製入場券に埋め込むとともに、副券を設け、さまざまな偽造防止技術による印刷方法を採用し、ニセ物防止に効果を上げている。また今回は初めてネットショッピング大手サイトの淘宝網と協力し、個人が入場券を購入する場合は同サイトを唯一の公式ルートとしている。主催者側は同サイトに直営店舗を開設し、全国に向けてオンラインの入場券販売を行っている。

今回のモーターショーは中国機械工業連合会、中国機械工業集団有限公司、中国国際貿易促進委員会、中国汽車工業協会が主催し、中国国際貿易促進委員会汽車工業分会、中国汽車工業国際合作総公司、中国国際展覧中心集団公司、中国汽車工程学会が共催する。(編集/内山

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