<研究>年齢を重ねるほど賢くなる米国人、若くても賢い日本人―カナダ人学者

Record China    2012年4月11日(水) 15時18分

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9日、年齢を重ねるほど人間は賢くなると一般に思われがちだが、この常識に当てはまるのは米国人だけで、日本人には当てはまらないことがカナダの大学教授の研究で明らかになった。写真は栃木県の湯西川温泉。

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2012年4月9日、年齢を重ねるほど人間は賢くなると一般に思われがちだが、この常識に当てはまるのは米国人だけで、日本人には当てはまらないことがカナダの大学教授の研究で明らかになった。網易探索が伝えた。

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カナダ・ウォータールー大学のイゴール・グロスマン教授が最近発表した「心理科学」の研究結果によると、年配の米国人は若い米国人より明らかに知的レベルが高く、日本人は年齢による知的レベルの差がほとんどみられないことが判明。同研究では様々な職種で働く日本人被験者186人と米国人被験者225人に対し、集団トラブルや人間関係に関する同じ内容のテストを実施。被験者すべての解答から国籍や年齢に関する情報を削除した後、特別な訓練を受けた採点員たちがこれに点数をつけた。

その結果、米国人の25歳と55歳の集団に関するテストの平均得点はそれぞれ45点と75点、人間関係に関するテストの平均得点は46点と50点で、いずれも高年齢が高得点となった。反対に日本人の25歳と75歳の集団に関するテストの結果は両者とも51点で、人間関係に関するテストの平均得点もそれぞれ53点と52点とあまり差はなかった。これらのことから、米国人の年配者は集団トラブルにおける解決能力は日本人より優れ、日本人は人間関係トラブルの解決能力が米国人より優れていることが判明。また若い日本人でもすでに年配者並みの判断能力を有していることも明らかになった。(翻訳・編集/本郷)

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