2012年4月11日、東方早報は記事「中国のパラセル諸島（中国名は西沙諸島）観光航路運航にベトナムが抗議」を掲載した。

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南シナ海をめぐる争いは日増しに激化している。中国は観光客船・椰香公主号を建造。パラセル諸島への試験運航もすでに終了した。9日、ベトナム外務省は抗議声明を発表している。

ベトナムとフィリピンは中国に対抗するべく共闘姿勢を示している。フィリピンが提案した東南アジア諸国連合（ASEAN）を通じた多国間協議による領土紛争協議の枠組みをベトナムは無条件で支持すると表明した。

またベトナム、フィリピン両国はスプラトリー諸島（中国名は南沙諸島）で、両国海軍兵士によるサッカー親善試合を開催することで合意した。両国の連携と領有権をアピールすることが目的だ。（翻訳・編集/KT）