アジア外交の主導権を掌握した中国、南シナ海と北朝鮮で見せた異例の対応―米華字メディア

Record China    2012年4月14日(土) 19時20分

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13日、米華字ニュースサイト・多維新聞は記事「南シナ海と北朝鮮=中国がアジアの主導権掌握を図る」を掲載した。写真は北朝鮮のニュース番組。人工衛星打ち上げ失敗を報じた。

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2012年4月13日、米華字ニュースサイト・多維新聞は記事「南シナ海と北朝鮮=中国がアジアの主導権掌握を図る」を掲載した。

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南シナ海でのフィリピン海軍艦艇と中国巡視船のにらみ合い。そして北朝鮮のミサイル発射とアジア太平洋地域に嵐が到来している。この嵐で被害を受けるのは中国だと指摘されている。国際社会の圧力と批判にさらされることになる、と。

しかし実際には外交の主導権を発揮しているのは中国だ。北朝鮮問題については打ち上げが発表された当日、駐中国北朝鮮大使に抗議し、さらに発射反対の姿勢を明確にした。南シナ海問題では巡視船を増派し、権益を絶対に譲らない姿勢を示した。以前ならば領土係争を棚上げし共同開発を切り出すというのが常とう手段だったが、今回は国家の利益を守る姿勢を鮮明にした。

北朝鮮と南シナ海で見せた異例の対応は、中国がアジア外交の主導権をしっかりと掌握していることを示している。(翻訳・編集/KT)

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