安倍首相、ロシアで「秋田犬外交」もくろむも不発―中国メディア

Record China    2018年5月29日(火) 15時0分

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29日、安倍晋三首相は26日午後、モスクワでプーチン大統領と会談した。フィギュアスケートのザギトワ選手への秋田犬贈呈式にも立ち会うなどしたが、日本メディアやネットから「成果に乏しい滞在だった」、「税金の無駄づかいだ」など批判が相次いだ。写真は秋田犬。

2018年5月29日、参考消息網によると、安倍晋三首相は26日午後、ロシアのモスクワでプーチン大統領と会談した。フィギュアスケート女子のザギトワ選手への秋田犬贈呈式にも立ち会うなど外交アピールを続けたが、日本メディアやネットから「成果に乏しい滞在だった」、「税金の無駄づかいだ」など批判が相次いだ。

両者の会談は通算21回目。会談で安倍氏は北方四島での「共同経済活動」に触れた上で「島民への人道的措置について、この会談でさらに弾みをつけたい」と呼び掛けた。プーチン氏は「政治分野の協力に関して意見交換したい」と語った。

安倍氏は外交相手に犬を贈ることで知られている。ザギトワ選手への贈呈式に立ち会った以外、過去には12年、プーチン氏にメスの秋田犬を贈呈している。16年にも再びプレゼントしようとしたが、ロシア側から断られたという。

記事は「今回も得意の秋田犬外交を展開しようとしたが、プーチン氏は会談に大幅に遅れて来たうえ、愛犬の写真を見せることもせず、北方領土問題でも譲歩せず、安倍氏のもくろみは不発に終わった」と伝えている。(翻訳・編集/大宮)

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