<サッカー>八百長事件余波で審判不足に=低レベル・ジャッジが横行、不満高まる―中国

Record China    2012年4月19日(木) 12時2分

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16日、山東商報は記事「中国サッカーの審判不足」を掲載した。ベテランの引退と八百長事件の余波で審判不足が深刻化。海外から審判を呼んでくる事態となっている。写真は13日、北京国安対山東魯能の一戦で香港の審判に抗議する選手たち。

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2012年4月16日、山東商報は記事「中国サッカーの審判不足」を掲載した。

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元フランス代表アネルカ選手など大物外国人の加入で盛り上がりを見せるサッカー中国スーパーリーグ。しかし問題となっているのは審判の不足とレベルの低さだ。ベテラン審判の引退、八百長事件関与での逮捕などが重なり、審判の数が決定的に不足している。レベルの低さも問題で次回W杯のアジア候補にすら中国人審判は入っていない。体力測定にも合格できないレベルだという。

中国サッカー協会は各クラブにジャッジに対する異議申し立て禁止を言い渡したが、クラブやサポーターの不満までは抑えきれない。オーストラリアや韓国、さらには香港からも審判を招く事態となっている。北京国安対山東魯能の一戦では試合をコントロールできなかった香港の審判を観客が批判。警備員に守られての退場となった。

こうした問題を踏まえ、中国サッカー協会も待遇を大きく向上させる審判プロ化の改革を実施した。1試合あたり1万元(約13万円)以上の報酬が支払われるほか、優秀審判賞のボーナスを加えれば、年収30万元(約390万円)も夢ではない。日韓を超える好待遇となった。(翻訳・編集/KT)

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