2012年4月18日、法制晩報によると、中国旅游研究院はこのほど、海外旅行に関する報告書「中国出境旅游発展年度報告2012」を発表した。2012年も海外へ旅行に行く人が引き続き増加し、海外旅行者の数は7840万人に達する見通しだという。

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中国の2011年の海外旅行者は7025万人で、前年比2割増となった。出国者の規模では中国はすでに米国の1．2倍、日本の3．5倍にまで膨れ上がっている。特に買い物が海外旅行に占める比重は高く、海外旅行者の3分の1が買い物に最もお金をかけていることも明らかになった。中国人観光客の消費額が多い国は、11年はフランス、シンガポール、ドイツ、米国、イタリアの順だった。

世界高級品協会（World Luxury Association）によると、昨年の国慶節（10月1日）連休の7日間に中国人観光客が海外で購入した高級品の額は国内市場3カ月分の消費に相当した。中国旅游研究院は、今年の海外旅行者数は7840万人に達し、消費額は800億ドル（約6兆5000億円）に上ると予測している。（翻訳・編集/岡田）