Record China 2018年6月2日(土) 0時50分
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31日、観察者網は、「WHOが公表した『世界保健統計2018』によると、中国人の健康寿命が初めて米国を上回った」と伝えた。写真は中国のお年寄り。
2018年5月31日、観察者網は、「世界保健機関(WHO)が17日にジュネーブで公表した『世界保健統計2018』によると、中国人の健康寿命が初めて米国人を上回った」と伝えた。
記事は、「16年の統計によると、誕生時に見込まれる健康寿命は中国が68.7年となり、米国の68.5年を上回った」と紹介。「平均寿命は米国が78.5年で中国の76.4年を上回っている。しかし、米国人の最後の10年は健康的ではない」と指摘した。
WHOの広報担当者は、「健康を失って過ごす期間は、中国、日本、韓国やその他一部アジアの高所得国の方が西側の高所得国より短い」と語った。また記事は、「統計によると、16年に健康寿命が短縮したのは米国、ソマリア、アフガニスタン、ジョージア、セントビンセント・グレナディーンの5カ国だった」と伝えた。
さらに記事は、「健康寿命が最も長かったのはシンガポールの76.2年で、次いで日本、スペイン、スイスと続いた。中国は37位、米国は40位だった」と紹介。「ロイターは、中国人の平均寿命も米国に追いつこうとしており、27年には米国を超える見込みだと分析している」と伝えた。
WHOの広報担当者は、「中国人の平均寿命は延び続け、すでに一部の高所得国を超えた。米国の平均寿命は短くなっており、2014年の79年がピークだった」と語り、「薬物の過剰摂取による死亡の比率増加が反映されている。特に米国のあまり裕福でない地域では、中高年によるオピオイド系の薬物の過剰摂取による死亡や自殺などが見られる」と指摘している。
また記事は、「統計によると、日本は平均寿命が最も長い国で、84.2年に達した。これは、16年生まれの日本人は、来世紀の到来を目にすることができることを意味している」とも伝えた。(翻訳・編集/山中)
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