2012年4月、南方週末は、北朝鮮が配給を軍人優先で支給していると報じた。軍人と結婚したいと女性たちが競争する状況だ。

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15日、北朝鮮は大規模な閲兵式を実施した。一糸乱れぬ動きを見せる兵士たち、次々と現れる軍事車両のパレード。先日のミサイル発射ともあわせ、北朝鮮が資金を軍に優先的に配分していることがよく分かる。

軍優先の発想は配給にも反映されている。ある軍人のマンションを訪問すると、広い部屋にはパナソニックの洗濯機やシャープのテレビなど外国製品まで並んでいた。もちろん食料の配給も軍人が優先される。

最近、平壌では結婚相手の基準として「熱、大、持、器」という言葉が流行している。「熱烈な愛情、大学卒、労働党党員を所持、各種家電機器を所有」という意味だ。この条件を満たす理想の結婚相手はやはり軍人。どうにか軍人と結婚しようと女性の競争が激しいばかりか、軍人以外とは結婚しないという女性たちがの「いき遅れ」現象まで起きているという。（翻訳・編集/KT）