中国の浙江省台州市でこのほど、クレーンゲームで不正に景品を取得したとして若いカップルが拘留された。2日付で浙江省の地元紙・淅江法制報が伝えた。

同市椒江区にあるゲームセンターの店長は、クレーンゲームの景品が通常時と比べて多く減っていることを不審に思い、監視カメラの映像で景品の取り出し口に入り景品を不正に取り出している若者を見つけ通報した。

同区の警官によると、若者2人はカップルで、男性（20）が見張り役を担当し、小柄な女性（19）が景品の取り出し口に入っていた。2人は同じ店で何回も犯行を繰り返し、2人の後を警官が追跡し、自宅で身柄を確保。自宅からは大量の縫いぐるみが見つかり、うち23個が同じゲームセンターのクレーンゲームで不正に取ったものだと白状した。クレーンゲームでなかなか景品が取れなかったため、ネットで知った不正な取り方を実行したという。その後若者2人は身柄を拘束され、1人は保釈となりもう1人は拘留された。（翻訳・編集/内山）