Record China 2012年4月25日(水) 5時39分
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22日、ミャンマーの民主化・開放路線について、一部の中国企業は「現在のミャンマー経済情勢は諸刃の剣だ」と評している。写真は中国雲南省のミャンマー国境。
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2012年4月22日、環球時報によると、香港のサウスチャイナ・モーニング・ポスト紙(電子版)は19日、「営業開始だ」と題した記事を掲載し、ミャンマーが民主化・開放路線をとり始めたことを伝えた。新たな市場として注目され、今後激しい競争が予想される。
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ミャンマーは長年にわたって孤立していたが、その時期も中国やタイ、インドは主要な貿易パートナーだった。ミャンマー政府の統計によれば、2010年に認可された海外からの投資は倍増したが、とりわけ香港を含む中国からの投資は150億ドル(約1兆2200億円)を超え、際立っている。
シンガポールのコンサルタント会社の調べでは、中国企業はミャンマーの水力発電や鉱物、石油、天然ガスといった資源開発など多くのプロジェクトを受注しており、農業や建築分野でも影響力を増しているものの、通信や金融、観光、製造、不動産など多くの業界が対外開放されることとなり、競争は日に日に激化し、優勢だった中国も安泰とは言えない。
ミャンマーへの制裁による規制と新たに始まった改革はミャンマー国内に残る保守的態度やビジネス環境を改善するが、同時に国際的なビジネス競争相手を呼び込むことになり、一部の中国企業は「現在のミャンマー経済情勢は諸刃の剣だ」と評している。(翻訳・編集/岡田)
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