漢字フォントに著作権はあるか、高まる議論=フォント数は日本と大きな開き―中国

Record China    2012年5月8日(火) 10時37分

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5日、中国で漢字フォントの著作権保護を巡る議論が高まっている。資料写真。

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2012年5月5日、法制晩報によると、中国では最近、漢字フォントの著作権保護を巡る議論が高まっている。11年のデータによると、中国で認められているフォントは400種類余りなのに対し、日本は2973種類と大きな開きがあるという。今後はフォント使用をめぐる司法判断にも注目が集まりそうだ。

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中国では最近、日用品世界大手の米P&G(プロクター・アンド・ギャンブル)が商品に用いた「飄柔」の書体について、フォントを開発した方正電子が「著作権法違反だ」として提訴。P&Gは「漢字は一部企業が独占できるものではない」と反論。訴えを受けた北京市第一中級人民法院は、方正電子の訴えを退けたものの、漢字フォントが無形美術品として著作権を有するか否かの判断は避けた。

一方、中国語情報学会関係者は「中国には法的なフォント権利保護システムがなく、国内企業は外国企業の圧力にさらされている」と主張。「苦労して作り出した書体を無料で使われ、国内メーカーは危機に瀕している」としている。(翻訳・編集/AA)

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