2012年5月5日、中国・雲南省昆明市宜良県の高速道路料金所で交通事故が相次ぎ発生し、合わせて死者12人と負傷者19人を出した。雲南ネットが伝えた。

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当日午後4時03分ごろ（現地時間＝以下同）、料金所付近で軽乗用車が単独事故を起こし、横転した。その12分後の午後4時15分ごろ、スイカを運搬していた大型トラックが軽乗用車の事故現場でコントロールを失い、横転していた軽乗用車に衝突した。これにより軽乗用車に乗っていた3人が死亡し、2人が負傷した。

さらに、この痛ましい事故の僅か2分後の午後4時17分ごろ、最初の事故現場から125mほど離れた場所で、野菜を運搬中の大型トラックによる玉突き事故が発生した。この事故で10台の自動車が巻き込まれ、死者9人と負傷者17人を出した。

中国では、2012年に入ってから犠牲者10人以上を出す交通事故がすでに11件も発生しており、これは前年同期比3件の増加だった。特に4月の発生件数は多く、6件も交通事故が起きている。中でも観光バスの事故が目立ち、運転手の意識の低さや、法律・責任に対する認識の甘さが事故につながっているという。（翻訳・編集/内山）