<中華ボイス>愛国心の強制は横暴の極み!“自称愛国者”らを一喝―大学教師

Record China    2012年5月9日(水) 22時9分

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中国とフィリピンは、現在も南シナ海のスカボロー礁の領有権を争っており、2011年の夏には多くの反中デモが行われ、両国は緊張状態が続いている。写真は中国・天安門広場に掲げられた中国国旗。

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2012年5月現在、中国とフィリピンは依然として南シナ海のスカボロー礁(中国名:黄岩島)の領有権を争っている。2011年夏、フィリピンでは多くの反中デモが行われた。近日中にも大規模な反中デモが行われ可能性が高く、中国在フィリピン大使館は神経をとがらせている。

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緊張状態が続く中国とフィリピンだが、中国の一部の“自称愛国者”は「中国はフィリピンと戦争をすべきだ」と過激な意見を述べている。当然のごとく戦争に反対する者もいるのだが、戦争反対を唱える人々を“自称愛国者”たちは「売国奴」と罵り、両者は論争を繰り広げている。

2012年5月7日、温州大学教師の国彦兵(グゥオ・イエンビン)氏は愛国心というものについて、「愛国は一種の権利であり、義務ではない。自分の国を愛するかどうかは個人の自由で、愛国心を持つかどうかは感情の問題である。愛国主義は思想の1つで、愛国心の強制や、愛国心を植え付けるような教育は横暴極まりない」と自身の意見を述べた。(翻訳・編集/内山

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