Record China 2018年6月11日(月) 11時30分
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10日、中国中央テレビ・スポーツチャンネルの微博アカウントは、卓球ジャパン・オープン女子シングルス決勝で、日本の伊藤美誠が中国の王曼●を下して優勝を果たしたことを伝えた。資料写真。
2018年6月10日、中国中央テレビ・スポーツチャンネル(CCTV5)の微博アカウントは、卓球ジャパン・オープン女子シングルス決勝で、日本の伊藤美誠が中国の王曼●(ワン・マンユー、●は日の下に立)を下して優勝を果たしたことを伝えた。
10日に行われた女子シングルスの決勝は、伊藤が最初の2ゲームを連取すると、第3ゲーム以降は王と伊藤が交互にゲームを取り合う形に。伊藤は3-2で迎えた第6ゲームでデュースの接戦を12-10で制して、ゲームカウント4-2で勝利した。伊藤は準決勝でも中国の陳幸同(チェン・シントン)に0-3からの大逆転勝利を演じており、準決勝・決勝と中国勢を撃破しての優勝となった。
また、男子シングルスでも張本智和が決勝で中国の元世界ランク1位・張継科(ジャン・ジーカー)を破って優勝しており、同大会では2013年ぶりの日本勢によるアベック優勝となった。
この結果について中国のネットユーザーは「伊藤は石川佳純より速く、平野美宇より安定している。2年後には中国女子卓球にとって最大のライバルになることは間違いない」「われわれはどうして内部闘争ばかりしているのか。日本はすでに技術革新を果たしていて、中国よりも細かい研究をしているのに」「伊藤はメンタルが強い。王の方がプレッシャーを感じてミスが多かった。ああ、本当に中国卓球はもっと力を入れないと。日本は東京五輪を虎視眈々(たんたん)と狙っているのだから」といったコメントが寄せられた。
一方で「王が精彩を欠いたのは事実だが、オープン大会でも優勝しているのだから、そこまで気にすることはない」「中国卓球は勝ってもニュースにならず、負けた時に大きく騒がれるからな」との声も。さらには「卓球が進歩していく上で、競争があるのは良いことだ」「男子も女子もライバルができたから、良かった」など、これまで中国の独壇場だった卓球に競争相手ができたことをポジティブに考えるユーザーも少なくなかった。(翻訳・編集/川尻)
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