台湾の企業グループ、プロビュー・インターナショナル・ホールディングス(唯冠国際控股)は子会社を通じ、2000年前後に世界各国で「IPAD」の商標を取得。これをアップル社は、2010年ごろまでに一律購入したはずだった。中国の商標権については、広東省深セン市に拠点を持つプロビュー・インターナショナル傘下の液晶関連製造企業プロビュー・テクノロジー(唯冠科技)が、2001年に取得している。これをアップル社は2009年に3万5000ポンドで購入したが、その際、IPAD(IP Application Development Ltd.)社の企業名義で買い取ったため、「まさかアップル社に買い取られたとは知らなかった。これは詐欺行為である」としたのがプロビュー・テクノロジーの主張である。
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