安倍政権退陣要求デモに2万7000人、中国ネットにはきわどいコメントも

Record China    2018年6月13日(水) 7時20分

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12日、中国共産党系の環球時報は、中国版ツイッター・微博のアカウントで、10日に東京の国会議事堂前で行われた安倍政権退陣要求デモの様子を伝えた。写真は国会前。

2018年6月12日、中国共産党系の環球時報は、中国版ツイッター・微博(ウェイボー)のアカウントで、10日に東京の国会議事堂前で行われた安倍政権退陣要求デモの様子を伝えた。

環球時報は日本の報道を引用する形で、「雨にもかかわらず、およそ2万7000人(主催者発表)の日本国民が国会前に集まり、森友・加計学園問題の徹底的な追求を呼び掛け、安倍内閣の退陣を求めた」などと伝えた。また、デモ参加者が「打倒安倍政権」「安倍は愛国詐欺師」などと書かれたプラカードを持っていたとも伝えている。

この報道に、中国のネットユーザーは「こういうニュースをよく聞くけど、退陣したのを聞いたことがない」「フェイクニュースはやめてくれないか。何年間も安倍政権退陣を願い続けているが、まったく揺るがないじゃないか」といったコメントを寄せている。

しかし、最も多かったのは、日本では国民によるデモが普通に行われるということに対するもので、「少なくとも日本人は自分の国の指導者に抗議できる」「これは中国では起こり得ないことだな」といった声が並び、中には「国民が指導者の退陣を要求できるなんて。愛国教育が足りていないようだな」といった自国に対する皮肉や、「日本に戦車を売る時じゃないか」というきわどいコメントも寄せられている。(翻訳・編集/北田

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