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北朝鮮との経済的結びつきを強めようとする中国。国境警備所では、朝鮮族が通う中学校の教師が、警官たちに朝鮮語を教えている。
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2007年2月27日、遼寧省丹東市の朝鮮族が通う中学校の1人の教師が、丹東市国境警備所で警官たちに朝鮮語を教えている。旧正月後、中国と北朝鮮を結ぶ最大の陸路の税関では、国境警備隊の警官たちが仕事のピークを迎えるのだ。
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中国政府は、6か国協議の終了後に、北朝鮮が経済発展を加速するのではないかと予想している。特に、中国国境の丹東市付近で経済特区を創設するとのうわさもある。
同日行われた中国外交部の定例記者会見では、この件について取り上げられた。秦剛副報道局長は、「北朝鮮の隣国として、中国は北朝鮮の経済と社会の発展、そして北朝鮮の国民が幸せに暮らせることを望んでいる。私たちは国際社会が北朝鮮に対して建設的な援助をするべきだと考える。中国は北朝鮮との関係を発展させるにあたり、2つの点を大事にしている。1つ目は朝鮮半島の平和と安定を守ること、2つ目は中朝間での共通の利益を求めること。私たちは北朝鮮と平等・互助の精神で経済協力を展開したい」と述べた。(編集・佐々木康弘)
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