空からタコやエビが降ってきた!でも、ちっとも笑える話ではなかった…―中国

Record China    2018年6月15日(金) 18時0分

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14日、観察者網によると、山東省青島市で暴風雨が発生するなか、タコやヒトデなどの海産物が空から降ってくる様子を撮影した画像が微博で拡散し、注目を集めた。

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2018年6月14日、観察者網によると、山東省青島市でタコやヒトデなどの海産物が空から降ってくる様子を撮影した画像が微博で拡散し、注目を集めた。

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13日夜に微博のユーザーたちが「青島では海鮮が降ってきた」として、空を舞うタコやエビ、自動車のフロントガラスに張り付いたヒトデや貝などの写真を拡散した。これは同地域を襲った暴風雨によるものだ。写真は大きな注目を集め、他のユーザーからは「今から青島に行っても間に合うかな」などと冗談めいたコメントが寄せられたほか、海産物以外にも紙幣などさまざまなものが舞っている写真が掲載された。

その一方で、別のユーザーは「青島に海鮮が降ったという書き込みが話題になっているが、ちっとも笑えない。これが今日の青島だ」として、道路が浸水したり街路樹が倒れたりしている市内の写真を掲載。こちらも注目を集め、「このネタおもしろいと思って青島の様子を見てみたら笑えなくなった」といったコメントが相次いだという。

科学系サイト・果殻網は微博で「13日午後に暴風雨が青島を襲った。あるユーザーが『海鮮雨』の写真を掲載していたが、暴風によって海鮮市場の魚介類が吹き上げられ、風が弱まった所で地上に落ちてきた結果だろう。こういった天気による被害は非常に恐ろしいものだ」と解説した。

記事によると、13日夕方、青島では大気の状態が非常に不安定となり、突然猛烈な風と激しい雷雨、大きな雹(ひょう)に見舞われ、多くの場所で道路が冠水したほか、街路樹が折れる、看板などが吹き飛ばされるといった被害が発生した。現地時間同午後5時過ぎには瞬間最大風速34.8メートルを記録したとのことで、現地で6月に吹いた風としてはこの30年で最も強かったという。(翻訳・編集/川尻

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