人民網日本語版 2018年6月18日(月) 6時40分
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ピンクの帽子にピンクのTシャツ、ピンクの短パン、ピンクのふちの眼鏡、ピンクのブレスレット、雨の日はピンクの傘。365日ピンクだらけの生活を送っているこの男性は、浙江伝媒学院で日本語教師をしている日本人・竹内尉晴さんだ。
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ピンクの帽子にピンクのTシャツ、ピンクの短パン、ピンクのふちの眼鏡、ピンクのブレスレット、雨の日はピンクの傘。365日ピンクだらけの生活を送っているこの男性は、浙江伝媒学院で日本語教師をしている日本人・竹内尉晴さん(55)だ。銭江晩報が伝えた。
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竹内さんのSNSを見ると、「スキー」という名前のネコを飼い、動物園によくパンダを見に行くなど、うらやましがられるような生活を送っていることが分かる。竹内さんはパンダが大好きで、パンダファンの間ではちょっとした有名人となっている。そして、杭州や温州、安吉、成都、広州、大連などに足を運んでいる。竹内さんが投稿しているパンダを撮影した画像を見ると、後ろにじゃれ合っているかわいいパンダがおり、竹内さんはその前で舌を出して、「がんばれ」と言わんばかりに左手で拳を作っており、とてもかわいらしく写っている。
筆者はこのほど、杭州市下沙にある喫茶店で竹内さんと会った。竹内さんは学生らと湖州下渚湖パンダ園から帰ってきたばかりだった。
■中国各地の動物園の年間パスポートを買ってパンダ鑑賞
竹内さんはピンクの財布から、南は広州長隆野生動物世界から、北は大連森林動物園まで、さらには常州の淹城野生動物園、無錫動物園、南京紅山森林動物園、上海野生動物園の年間パスポート6枚のほか、杭州の公園のカード1枚を取り出して見せてくれた。
竹内さんはパンダを見るためならどんな苦労も惜しまない。パンダを見に行くときは普通、夜遅くの飛行機に乗るのではなく、列車に一晩乗ることが多い。「もし3日休みがあるとすれば、広州の長隆に行く。まず、夜遅くの飛行機に乗ってマカオへ行き、マカオ動物園でパンダを見た後に珠海へ行き、そして広州へ向かう」と竹内さん。
「そのコースが大好き。これだと、動物園が開園する前に、朝ごはんとしてゆっくりと現地の軽食を食べてからパンダを見に行ける。朝早く行ったときは、飼育員がえさをあげており、活発に動いているパンダを見ることができる。パンダは朝動き回り、昼はダラダラしている」という。
■「杭州動物園のパンダが大好き。中国のすべてのパンダの写真を撮りたい」
授業があるため、竹内さんはいつでも遠くにパンダを見に行けるわけではない。そのため、普段は杭州動物園によく行っている。竹内さんは、「僕は杭州動物園が大好き。パンダの『成就』と『双好』はとてもかわいい。パンダ館で写真を撮るときに、パンダが寄ってくることもある。飼育員もとても親切で、僕と会話をしてくれることもある」と話す。
さらに、「パンダと写真を撮るのが好きなのは、夢があるから。前は、中国のすべてのパンダの写真を撮りたいと思っていた。でも、パンダは急速に増えていて、そのペースに追いつかなくなっているので、それはちょっと難しそう」と語った。
名古屋出身の竹内さんは1990年代、ツアー旅行で成都を訪れた。「当時、他のツアー客は皆、杜甫草堂に行ったが、僕だけはパンダを見に行った。パンダを初めて見た時、とてもかわいいと思った」。
2000年、竹内さんは吉林省でスキーのコーチをしながら、中国語を勉強していた。そして縁があって現地の大学で日本語を教えるようになった。
03年、竹内さんは中国の花鳥画を学びたいと思って杭州にやって来た。そして、美術学院を卒業し、杭州の大学で日本語を教えるようになった。竹内さんの18年にわたる中国での生活のうち、杭州での生活が11年を占めているという。
「杭州で友達がたくさんできた。いつでもパンダを見に行けるし、これからも杭州で暮らしたい」と竹内さんは話している。(提供/人民網日本語版・編集/KN)
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