<レコチャ広場>北朝鮮という“麻雀の役作りに最悪の牌”を捨てる時が来た!―中国

Record China    2012年5月21日(月) 13時9分

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18日、中国のインターネット掲示板・天涯網に中国と北朝鮮の関係を麻雀になぞらえた記事が掲載された。写真は北朝鮮・新義州市。

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2012年5月18日、中国のインターネット掲示板・天涯網に中国と北朝鮮の関係を麻雀になぞらえた記事が掲載された。以下はその概要。

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麻雀のメンバーは、ロシア、中国、日本、米国。このうち最強なのは米国で、日本は米国と手を組んでおり、ロシアは最もたちが悪く陰険だ。中国にウインクしながら自分が捨てた牌を米国に拾わせて勝たせるからだ。本来ならばそんなゲームはすべきではないが、一度席についてしまったからには、中国はお付き合いしなければならない。

米国は韓国という良い牌を持っている。中国は不幸なことに、北朝鮮という牌を手にしてしまった。中国は北朝鮮に学校の建設費用、スクールバス、医療施設など数え切れないほどの援助をしてきたが、感謝されるどころか、余計に助長させてしまったようだ。中国が四者会談を開こうとすれば、北朝鮮はロケットを発射して中国を困らせ、中国が6億ドル(約475億円)を援助すれば、金正恩氏は衛星を打ち上げると宣言した。地下核実験も中国に最も近い国境地帯で行われた。先日は中国領海で中国漁船3隻が北朝鮮に拿捕、船員29人が拘束され、身代金として120万元(約1500万円)を要求された。

例を挙げるまでもなく、北朝鮮は最悪の牌だ。それでも牌を捨てないのはなぜか?それは、北朝鮮が中国にとって天然の防壁となって、米国からの侵攻を防いでくれるからだ。また、「最悪」の北朝鮮の存在が、「我々のほうがまだまし」と中国の慰めになってくれるからだ。

しかし、この牌を持ち続けていたら、状況はますます悪化する。麻雀ならば早々にこの牌を捨て新たな牌を取るだろう。他のメンバーはこの間にもより強い役を作っているかもしれない。北朝鮮という牌に別れを告げるときだろう。(翻訳・編集/中原)

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