2018年6月16日、日本華字紙・中文導報は、日本を訪れた中国人の家族連れが「自動販売機にくぎ付けになっている」とする記事を掲載した。以下はその概要。

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日本に初めて来た時、どこにでも自動販売機があり、好きな飲み物、たばこ、アイスクリーム、ハンバーガーやインスタントラーメンまで買うことができると知った。店で買うより数十円高いだけで、どこでも温かく、冷たいものがその場で買えるのだ。

日本に来たばかりのころ、日本で一番好きな点は「どこにでも自動販売機があること」だった。山奥だろうが田園地帯だろうが、硬貨を入れれば買える。もちろんトイレにも感動した。トイレットペーパーは切らさず用意されており、盗まれる心配をする必要もない。

友人の5歳の娘は、初めて自動販売機で大好きなコーラを買った時、「すごいね。この機械は誰が何を好きか知ってるんだね」と言った。その後、自動販売機からヨーグルト飲料が出てくると「間違えることもあるんだね。次は機械に間違えないでね、と言わなきゃ」と言った。彼女はそれから自動販売機で飲み物を買う時、名前を名乗ることを忘れなかった。

また、私の息子はいつも、自動販売機が何を売っているのかを熱心に観察し、自分が飲んだことのないものを選んでいる。スーパーではこんな好奇心は見せないのだ。（翻訳・編集/大宮）