Record China 2018年6月18日(月) 19時40分
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18日、ロシアで開催されているサッカーのワールドカップ(W杯)を取材していた中国人記者に対し、アルゼンチン人記者が痛烈な一撃を見舞ったとする日本メディアの記事が中国で話題になっている。写真はロシアW杯の試合会場。
2018年6月18日、ロシアで開催されているサッカーのワールドカップ(W杯)を取材していた中国人記者に対し、アルゼンチン人記者が痛烈な一撃を見舞ったとする日本メディアの記事が中国で話題になっている。
中国のスポーツメディアの網易体育は17日、集英社のスポーツ総合雑誌、スポルティーバの公式サイト「web Sportiva」に掲載された「中国人記者をギャフンと言わせた、W杯現場の『サッカー国際情勢』」とする記事を紹介した。
記事は「各国の記者たちであふれかえっていたメディアセンターで席取りゲームが始まり、言葉のコミュニケーションが不自由な状況で気持ちがぶつかり合うと、(記者たちの)トラブルも起きやすくなる」とし、大声でわめき立てていた中国人記者に対し、アルゼンチン人記者が「ところで、お前の国は出ていないのに、なんでここで偉そうな顔しているんだよ?」と言うと、中国人記者は黙ってしまった、などと伝えた。
「中国人記者がアルゼンチンの同業者に嘲笑された」との見出しでこの内容を伝えた網易体育の記事のコメント欄では、あるユーザーが、前回準優勝のサッカー大国アルゼンチンが、初戦で初出場のアイスランドと痛恨のドローに終わったことを取り上げ「そっちこそ、人口30万の小国にさえ勝てなかったのに、なんで偉そうな顔しているんだよ」と反撃。次のクロアチアに敗れてグループリーグで敗退することを願うようなコメントも寄せられていた。
一方で、「偉そうにしてたからバカにされたんだろう」というコメントにも多くのいいねが集まり、「俺たちは13億人いても(人口30万のアイスランドに)勝てない」「俺たちには団体競技は向かない」「卓球ならギャフンと言わせられるのに」などと、サッカー中国代表チームの不甲斐なさを嘆く声もみられた。
また、ロシアW杯では中国人サポーターがチケットを大量購入し、中国企業がスポンサーとして大挙参入し、現地の飲食店のザリガニまで中国産がカバーしていることについて、中国中央テレビの有名キャスターが「中国は、代表チーム以外は基本みんな(ロシアへ)行ってる」と発言したことについて、「これ以上の笑い話はない。悲しい」と嘆くサッカーファンもいた。(翻訳・編集/柳川)
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