学食に保護指定動物のクジラ肉?学内外で騒然―山東省

Record China    2012年5月24日(木) 12時13分

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23日、中国・山東省のある学生食堂でクジラの肉を使った料理が出たとして騒ぎになっている。資料写真(福建省で撮影)。

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2012年5月23日、中国・山東省のある学生食堂でクジラの肉を使った料理が出たとして騒ぎになっている。山東省のニュースサイト・大衆ネットの報道。

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山東工商学院で21日、クジラの肉が学食に出たという情報が流れると、在校生らなどが簡易投稿サイトを通じ、これを一気に拡散させた。どうやら問題のクジラは国家2級保護動物に指定されているヒゲクジラで、体重は400キロもあるらしい。もともとクジラを食する習慣がない中国で、しかも食用や売買を禁止されている保護指定動物ということで、この話題は物議を醸した。

記者がさっそく学校に問い合わせると、確かにこの日、問題の学食にクジラ肉があったことは認めた。しかし、責任は仕入れを行った食堂経営側にあり、学校は一切関知していないとのこと。クジラは2カ月前に冷凍されたもので、この食堂オーナーの友人が解体作業を依頼してきたため預かっていたという。もちろん客には料理として出してはいないとか。解体後の肉は間もなく持ち主に返還するとの説明だったが、その一方で、オーナーの携帯電話は騒動以来、つながらない状態が続いている。(翻訳・編集/愛玉)

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