2012年5月25日、中国の「南水北調工程」において、河南省平頂山市の工事に関する意見が国民から多く寄せられている。その内の大半が工程の品質に関するものだった。中国広播ネットが伝えた。

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「南水北調工程」は水源が豊富な南方から、慢性的な水不足に悩む北方へ水を輸送するという一大プロジェクトであり、生命線ともいえる水問題の解決に大きく影響する非常に重要な工程。

しかし、寄せられた情報にもとづいて調査した結果、手抜き工事が行われていたことが判明した。当局は今後手抜き工事に関して施工企業に対し徹底的に追及し、厳しく罰するという。さらに監督部門に関しても、見逃しがないよう、徹底的に管理監督するよう求めた。

当局は今後工程の5kmごとに意見を募る内容が記されたプレートを配置し、意見を寄せた者には謝礼を出し、社会全体で工程を監督していくという。（翻訳・編集/内山）