中国の著名監督「日本人が戦時中に何をしたか、映画で世界に知らしめたい」―中国メディア

Record China    2018年6月20日(水) 16時50分

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中国の俳優で映画監督のチアン・ウェンは18日、上海国際映画祭で自身の新作について観客からの質問に答えた。資料写真。

2018年6月19日、観察者網によると、中国の俳優で映画監督のチアン・ウェン(姜文)が18日、上海国際映画祭で自身の新作について観客からの質問に答えた。

新作「邪不圧正(Hidden Man)」の時代設定は1937年だが、「抗日戦争をテーマに選んだことで、政府がらみのプロパガンダ作品と思われかねないのでは」という質問が飛んだ。

チアン・ウェンは「1937年当時の中国は滅亡の危機にひんし、すべての国民が侵略に抵抗していた」と述べた。また、ナチスの悪行やユダヤ人がひどく迫害されたことは、海外では芸術家や投資家の尽力で誰もが知るところとなっていると指摘。「その一方で、日本人が当時いったい何をしたのかはよく知られていない」とし、「映画を通じて世界に伝えたい」と話した。(翻訳・編集/岡田)

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