ナマズ養殖池が富栄養化で色とりどりに、市民は健康への影響を懸念―海南省海口市

Record China    2012年5月29日(火) 16時15分

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27日、中国・海南省海口市のナマズ養殖の池は褐色や深い緑、灰色、青緑色などの色を現し、地元市民は水質汚染を懸念している。

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2012年5月27日、中国・海南省海口市のナマズ養殖の池が褐色や深い緑、灰色、青緑色などの色を現し、地元市民は水質汚染を懸念している。南国都市報が伝えた。

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養殖池所有者に雇われている男性によると、池で養殖しているナマズには飼料としてレストランの残飯をそのまま与えているという。また養殖池の周りには掘っ建て小屋が多く立ち並び、小屋の中では家畜が飼育されている。その家畜の排出物はそのまま池に流され、あたりは鼻を刺すような異臭が漂っていた。

専門家によると色の変化は水質の富栄養化が原因だという。養殖されたナマズは同市の市場に出回るため、市民は健康への影響を懸念している。これに対し現地当局は、ここで養殖されたナマズは同市では一般的に食べられており、今のところ問題は起きていないとした。また、養殖されているのは飼育が簡単なエジプト原産のナマズで、一般的に残飯などを与えて養殖しているという。(翻訳・編集/内山

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