「喪に服して」結婚したくてもできない北朝鮮の事情―シンガポールメディア

Record China    2012年5月29日(火) 17時38分

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28日、北朝鮮では前年末に逝去した故・金正日総書記の喪に服する意味で、結婚を考えている若者たちが挙式に踏み切れない状態が続いている。写真は北朝鮮の結婚式。

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2012年5月28日、北朝鮮では前年末に逝去した故・金正日総書記の喪に服する意味で、結婚を考えている若者たちが挙式に踏み切れない状態が続いている。シンガポール紙・聯合早報の報道。

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北朝鮮の人々が挙式後に行うことは、新婚旅行ではない。新たに夫婦となった2人は首都・平壌にある万寿台の丘を訪れ、金日成・正日親子の巨大銅像を拝み、最敬礼をして結婚の報告をするのだ。2011年12月に金正日総書記が逝去してまだ5カ月。「晴れ着を着て銅像に喜びを報告するのはしのびない」と、結婚を躊躇するものが後を絶たないという。公式に結婚が禁止されたのは、金正日総書記の誕生日に当たる2月16日から金日成主席の誕生日である4月15日までだったというが、一部によれば、今後3年はこうした空気が続く模様だ。

現地では、結婚に際して準備する布団やキッチン用品、家電などの販売量がこれに伴って下降線を描いている。(翻訳・編集/愛玉)

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