Record China 2012年5月31日(木) 22時9分
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28日、中国・河南省鄭州市にある自動車販売店では、車を購入するために持ち込まれた大量の小額紙幣や小銭を従業員が必死に数えていた。
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2012年5月28日、中国・河南省鄭州市にある自動車販売店では、車を購入するために持ち込まれた大量の小額紙幣や小銭を従業員が必死に数えていた。大河報が伝えた。
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大量の小額紙幣や小銭を持ち込んだのは、食品添加物販売店を営む張(ジャン)さん。張さんの会社は飲料水製造工場との取引が多く、工場は小額紙幣や小銭で代金を支払う。ある程度貯まると銀行に預けに行くが、量が多すぎると銀行は受け付けてくれないという。ちょうど今回、張さんは車を買う予定があったため、いっそのことこのお金で車を買おうと思ったという。
紙幣は1元札(約13円)が大半を占めていたが、中には5角札(0.5元)や、1元硬貨などもあり、段ボール10数箱いっぱいに入っていた。さらに張さんが購入を予定しているのは15万元(約191万円)以上もする日本車で、数えるのはかなりの労力が必要だった。
実際、従業員4人が2時間かけて数えた金額は3000元(約3万8000円)ほどで、さすがにらちがあかないと判断した店長は、張さんにいったんお金を持ち帰ってもらい、翌日また来てほしいと伝えた。
翌日に受け付けてくれる銀行を探し当てた車販売店の店長は、張さんを連れて銀行に預けに訪れた。銀行は特別に窓口を2つ設け、従業員がお金を数えた。しかしお金を数えるのに慣れている銀行職員ですら、1日で数えられたのは1万3000元(約16万円)ほどで、銀行は残業をして早く作業を終わらせたいと話した。(翻訳・編集/内山)
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